【何から読めばいいのかがわかる】読書初心者にオススメの本
外出を控える人が多い中、
家の中で過ごす時間が増えていませんか?
スマホを見て過ごすのもいいですが、こんな時だからこそ読書習慣を始めてみませんか?
話題の本でもいい!!聞いたことのある作家の本でもいい!!
YouTuberがオススメしていた本でもいい!!
きっかけは人それぞれでいいと思います!!
さて今回は、「読書をしてみたいけど何から読んでいいかわからない…」
そんなあなたに、私SUが「至高の一冊」をご紹介します!!
『読書する人だけがたどり着ける場所』
齋藤孝 著 SB新書
題名の通り、「なぜ私達は読書をしなければならないの?」そんな疑問をわかりやすく解説した至高の一冊です。著者はネットが台頭しているこのご時世だからこそ、より読書をして欲しいと語っています。
本書内では、著者の推薦本がテーマごとに紹介してあって、読書習慣のきっかけに最適な一冊です!!
⒈著者の紹介
著者である齋藤さんはテレビによく出演されていて、明治大学文学部の教授をされています。「日本語」や「語彙力」について数多くの著書を出される「ことば」のスペシャリストです。あのNHK 「にほんごであそぼ」の総合指導をされいるそうですよ。そんな著者が書く本は初心者にもわかりやすくオススメです。
⒉この本のまとめ
著者はネット時代だからこそ「読書」の重要性を繰り返し説いています。
著者曰く、
■ネット →「消費者」こちらが主導権を握っていて、つまらなければ切り捨てられる。積み重ねがしにくい。
■読書 →「体験」じっくり腰を据えて話を聞く構えになる。著者と二人きりで4畳半の部屋にこもり、延々と話を聞くようなもの。つまらない話も聞かないといけない。
わかりやすい例えですよね〜!!
また著者は、人は「深い人」「浅い人」に分かれると説いています。
その差はずばり「教養」と断言しています。(本書内にも前回ご紹介したリベラルアーツの重要性が説かれています)
その教養を深めるためには「読書」が最も適した手段だと語っています。
今回は本書を読んで気づかされた
「読書から得られる人生を深める要素」を2点ご紹介します!!
①勝ち負けより"生き方"
私達日本人は、アメリカ式の資本主義にどっぷり浸かって生活しています。
したがって物事の判断基準として「成功」や「勝ち負け」が無意識に刷り込まれいます。
ただ読書をして文学の世界を知っていると、勝ち負けは意味がわからないと言う感覚になります。
どれだけ頭が良くて仕事で成功を収めていたとしても、人を勝ち負けで判断する人を「残念な人」と判断がつくはずです。
著者曰く、生きていく上では経済は重要ですが、それだけではありません。
肝心なのは「人生の意味によって人は生きる」
その意味を捉える力を読書で身につけなさいと説いています。
....うむ。深すぎる!笑
ただ、日本人は働きすぎて仕事以外の部分に時間をさくことが難しいのかもしれません。
私達は経済的に豊かになったのだから、次はヨーロッパ的価値観(精神的の豊さ)を取り入れていく必要があると私は思いました。
②一度きりの人生をいかに豊かにするか
人間は今のところ「人生は一度きり」だし他人の人生を生きることはできません。
経験が少ないほど「想像に及ばない」物事が多くなります。しかし読書を通して他人の人生を追体験することはできます。時代を超えて、他の国での生き方などを体験できます。
人は他人と関わらずに生きてはいけないのだから、他人の気持ちを理解し受け入れる力は必ず必要になります。それを助けてくれるのが読書ですよね。
賢い先祖は、字を書いて書物にすることで後世に知恵を残しました。感謝せずにはいられませんよね!
⒊まとめ
読書から得られる要素はいかがでしたか?
少しでも本を手に取ってみようと思いましたか?
本書内では、著者の推薦本も紹介されていますので、闇雲に本屋で探すより、それを読んでみるのも楽しいかもしれません。ただ、それでも難しい場合は名著を「マンガ」で紹介している本もありますので、それで読破して見るのもオススメです!!(私は「学問のすすめ」をマンガで読みました)
さあ、あなたも読書を通して人生を豊かにしてみませんか??