THE BOOK

人生に影響を与える至高の一冊を紹介

人生を変えたオススメの本③

 

回目は、私たちが生活する上で欠かせない「人間関係の原則」について

 

基本的に人の悩みって「人間関係」か「お金」じゃないでしょうか?

本屋へ行っても、この2つをテーマにした本が溢れています…

f:id:su-ngy:20200627121458j:plain
今回ご紹介する至高の一冊は全ての「人間関係」の本の原点ではないでしょうか!

"新刊として世に出ている本は、この本の枝の部分を紹介しているにすぎない!"と行っても過言ではありません!!!

 

私がこの本を読んだのはちょうど7年前…!!

読み終わると衝撃でしたね!!

 

それぐらいこの本に書かれていることは、人間関係の原理原則を説いていて、現代でも多くの人の心を掴む一冊なのではないでしょうか?

 

この本を読まずして社会に出ることは

海外保険に入らずに海外旅行に行くようなもの。

 

『人を動かす』

D・カーネギー著 山口博 訳

 

 

聞いたことがない人はいないんじゃないかと言う程、有名な一冊です。

どこの本屋にも置いてあります。ただ分厚くて難しそう〜と言う方も多いのではないでしょうか!

 

題名は原文で「HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE」

和訳すると、「友人を獲得し、人々に影響を与える方法」

 

要するに協力者を得て、人に影響を与える(人を動かす)方法をこの本では説いています。

 

 

⒈この本の成り立ち

この一冊は、1936年に初版され、それ以来世界中の人に愛され、改訂を繰り返しながら現代に至ります。もともとは著者が講演会の教材として作ったカード。それが15年かけて積み重なり1冊の本になったという成り立ちです。したがって本書内では、テーマ事に実例が多く説得力を補完するのに役立ちます。

 

⒉この本のまとめ

テーマが5つに分かれ

①人を動かす原則

②人に好かれる原則

③人を説得する原則

④人を変える原則

⑤幸福な家庭をつくる原則

に分かれます。

 

その中でも今回は「人を動かす3原則」をご紹介します。

 

盗人にも五分の理を認める

要するに「盗人のような悪い人にも、批判をせずに理解に努めなさい」ということ!!

 

なぜなら、人は「自分が正しい」と思いこむ生き物だから!

本書では刑務所に入れられる極悪人を例に出していますが、犯罪を犯して牢屋に入れられても自分を悪人だと思う人はほとんどいないそうです。自分の悪事に最もらしい理屈をつけて正当化するのです。

 

まあ犯罪を犯していない私たちにも同じことが言えますよね!

自分が悪いとは思いたくない!自尊心が傷つけられるとある種の防御本能が働くと言えばいいのでしょうか、言い訳をすぐに考え、相手に敵対心を持ちますよね!!

 

本書内では「人を非難することは、ちょうど天に向かってつばをするようなもので、必ず我が身に返ってくる」と説いています。

 

それでは結論!

人を非難する前に、相手を理解するよう努めなさい!!

f:id:su-ngy:20200627120456j:plain

 

②重要感を持たせる

 

本書内でいきなり重要なことが述べられます。

「人を動かす秘策は、この世にただ一つしかない。すなわち、自ら動きたくなる気持ちを起こさせること」

 では人間があらゆる行動をする動機とは??

心理学者フロイトによると

2つあるそうです!

①性の衝動

偉くなりたいという願望 ←重要感が欲しい!!

 

では、重要感を持たせる為には?

高給実業家シュワップはこう語ったそうです

「私には、人の熱意を呼び起こす能力がある。褒めること励ますことが何よりの方法だ」

 

確かに上司に怒られるより、褒められた方が仕事する気になりますよね!!笑

 

では結論!!

自分の長所や欲求を忘れて、他人の長所を考えよう。そして嘘でない心からの称賛を与えよう!!

f:id:su-ngy:20200627120927j:plain

 

 

③人の立場に身を置く

またまたいきなり重要なことを説きます。

「人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ」

本書内では一つの例を挙げています。

「今日もまた数千の売れないセールスマンが疲れ果てて街を歩いている。彼らは自分の欲するものしか考えていないからだ。我々は自分の問題を解決することには関心を持っている。だからその問題が解決する手段として、セールスマンの売ろうとするものが役立てば、こちらから進んで買う。自分で買いたいのであって、売付けられたくはないのだ」

 

なるほど〜!自分の欲を考えるのではなく、相手が欲しいものを考えるのか!!

f:id:su-ngy:20200627121205j:plain

本書内でアメリカの心理学者オーヴァストリート教授の言葉が繰り返し出てきます。

「人を動かす最善の方法は、まず相手の心の中に強い欲求を起こさせることである」

 

では結論!!

常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考える

 

⒊まとめ

人を動かす3原則はいかがでしたでしょうか?

この3原則を知っていれば万人の指示を得ることができるでしょう!!

 

ぜひ人間関係に悩んでいる方は、本屋の新刊コーナーに置いてある本を手に取る前に

この本をまず読むことをお勧めします!!

 

なんせ今から84年前に書かれた本が今もどの書店でも売られているんですからね…

 恐ろしい本だ!!!笑

 (しかも1,000円以下で買えてしまう!)

 

他にも「人を説得する十二原則」は私の実生活に役立つ項目でした!!

⒈議論を避ける

⒉誤りを指摘しない などなど

 

これ以上学びたい方は、実際手に取って確かめてみて下さい!!

 

さあ、あなたもこの本を読んで、人生を豊かにしませんか??