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フランス文化から、幸せに暮らすヒントを学ぶ

海外旅行が大好き、私SU。今回も海外の文化から幸せに暮らすヒントを学んでいきます!

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 あなたはフランスと聞いて何を思い浮かべますか??

美味しいフレンチ料理、、ファッション、、、エッフェル塔、、、

 私はサッカーですね!!!笑

 2018年のロシア大会で優勝しましたね〜強かった!!!

 

今回は私のパリ旅行へ行った時の現地での体験談も交えて書いていこうと思います!

街並みは息を呑む程美しいが、一歩路地に入れば犬の糞と落書きだらけ笑

治安はアジアと比べ物にならない程悪く、ハプニングの連続の旅でした笑

 

洋の東西が違えば、生活・街並み・文化・思考は全く違います。

(たった数日の滞在でも肌で感じました!!)

 日本で生活していては気づけない幸せに暮らすヒントが隠されています。

 今回は、日本でも活躍中のフランス人著者の本から学びたいと思います!

 

『パリ・ジェンヌ流 今を楽しむ!自分改革』

ドラ・トーザン 著

 

女性むけの本かも知れませんが、メンズが読んでもとても勉強になります!! 

 

⒈著者の紹介

ドラさんはNHKフランス語講座」に出演されていたのでご存知の方も多いかも知れません。

パリ生まれ、日本とフランスを行き来しながら両国の文化を発信し活躍されています。

フランス文化について紹介した著作も多数出版されていますよ。

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⒉この本のポイント

生粋のパリジャンであり、日本とフランスを行き来するドラさんは

日本の文化を愛するがゆえに、日本人の改善できる点とフランスの文化の良いところを紹介しています。

日本の社会では、この本で提案されていることを全て実践するのは難しいところもありますが

フランス人から見た日本人のおかしな部分の指摘は本質をついていて気づかされる点が多くありました。

今回は、幸せに暮らすヒントになるフランス文化を3つ紹介します!

 

①他人に気に入られるよりも、「自分」を気に入る事が大切

 

日本のファッション誌で

「彼のママに好印象のお嬢様スタイル」

という特集を見てドラさんは驚いたそうです。

 

他人に気に入られるために自分らしさを後回しにするなんてパリジェンヌには理解しがたいようです。

 

自分らしさを貫くとリスクも伴います。

ただ、自分の意志で決断できたことは清々しく愛おしく感じませんか?

 

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②お金で実現されることにリスペクトはない

本書内で【システムD】という言葉が紹介されていました!

これはフランス語で デブルイユ何とかする の頭文字のようです。

「これはシステムDでやるしかないね!」と使うようです。

 

フランス人はおしゃれだしお金の使い方もゴージャスと思いきや、一般市民は驚くほど倹約して生活しています

私も現地で感じたのは、パリでもおしゃれな人は見かけましたが、明らかに身なりがお金持ちの方でした。普通に街を歩く人々はそこまで服に興味がないように感じました。

世界的に見ても日本は「収入におけるファッションにお金をかける率」 が高いように見えます。逆に着飾ることにここまでお金を懸命にかけていることを残念に思ってしまいます

 

したがって、フランス人はファッションに関しても友人と遊ぶにも システムDのようです。

お金で実現されるものにはリスペクトがなく、お金を使わず、いかに工夫するかにこだわるのがパリジェンヌのようですよ。それが個性=自分らしさにつながるのかも知れません。

 

 

③必要以上に頑張らない

 

日本人特有の「頑張ります!!」 自己犠牲の美化ワードですね笑

ドラさん曰く、「日本は経済大国になったのだから十分頑張ったのでは?そろそろリラックスすることを上手になるべき」だと本書内で語っています笑

フランス人は自分を犠牲にしてまで頑張りません。フランスに到着してからの入国手続きの際も1時間以上待たされました。日本のコンビニでは列の2人目に並ぶと隣のレジを開けてくれますよね…フランスではあり得ません!!!笑

 

怠けるというわけではなく、必要以上に頑張らないということ。

フランスではストレスを溜めて我慢しながら頑張る事は尊敬の対象にならないようです。

 

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常に他人の目が監視する日本の社会では、難しい場面もありますが

自分の生き方をもう少し尊重できれば、他人の生き方にも寛容になれるのになと思ってしまいました。

日本は自己を犠牲にする分、他人にも高い要求をしますよね笑

 

⒊まとめ

3つのフランス文化を紹介しましたが、幸せに暮らすヒントは得られましたか?

日本では当たり前なこともフランスでは通用しないことがあります。

 

これはどちらの文化が優れているという議論ではなく、お互いの国が長い年月をかけて築いた文化なので尊重し合うべきです。

ただ、お互いの文化に学ぶべき事があり、他の文化を知ると自国の文化を再確認できます

 

最後に著者のドラさんは「日本の皆さんの○○の使い方には改善の余地があると感じています」と語れれています。

 

日本とフランスを行き来するスペシャリストが語る改善点とは??

 

 この部分に関してはぜひ自分の手に取って確かめてみてください!!

 さあ、あなたもフランスから幸せに暮らすヒントを学んでみませんか??