将来が不安なあなたに送る本
・暗いニュースばかりで将来が不安だ
・どうしたら前向きになれるんだろう?
・ネガティブ思考な性格をなおしたい!
今回はそんなあなたに、ささる本を紹介したいと思います!!
私SU、年間100冊以上本を読むのですが、海外旅行が好きなこともあって海外の価値観を教えてくれる本が好きで、多く読むんです。
世界に目を向けてみると、ラテンの国のように経済的に裕福でなくても常に陽気で人生を楽しんでいる人種がいるんです!
今回はそんな人生を謳歌する陽気な、とある国から人生を楽しむ秘訣を学んでみませんか?
”将来が不安なあなた”に送る一冊はこちら!
『世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論』
永崎裕麻 著
人生を楽しんでいる国とは…フィジー共和国!
ん?どこ??
私もこの本を手に取るまで、知らない国でした。
1.フィジー共和国とは
・南太平洋に浮かぶ島国(オーストラリアの東、ニュージーランドの北)
・国土の面積は、四国くらいの大きさ
・人口は88万人程度で佐賀県と同じくらい
・国民の平均月収は約3万円、主な産業は観光業(リゾート)とサトウキビ
・国旗からわかる通り、イギリスの植民地の歴史があり、主にフィジー系とインド系の民族が暮らす。公用語は英語。
2.著者とフィジー
著者の永崎さんは、フィジー在住で英語の語学学校に勤められている方です。
エンジニアを退職し、脱サラ世界一周。約80か国を旅して唯一日本を出て住みたいと思った国がフィジーだったそうです。フィジーってそんなにいい国なの?
本書では、日本を出てまで住みたいと思った幸せの国フィジーの日本では考えられない「幸せの習慣」をおもしろおかしく紹介しています。
3.この本から学べること
さて、幸せの国フィジーのどこに将来の不安を解消するヒントをが隠されているの?ということですが…
そのヒントはこの本で紹介されていたフィジー特有の4つの習慣に隠されているのです。
具体的には
①共有する文化
②テキトーさ
③現在フォーカス
④つながり
その中でも③現在フォーカスに注目していきたいと思います!
さて、世界一幸せな国フィジーの「現在フォーカス」とはどのような習慣なのでしょうか?
本書内で紹介されていた出来事をつかって解説します!
・著者がフィジー人の同僚に「日本では健康ブームが流行ってるんだ!」と伝えたそうです
・フィジー人の同僚からはこうコメントが返ってきたそうです
「そんな健康のことばかり考えてて楽しいの?」
「健康になるために生きているわけじゃないのにね」
日本だと、なまけじゃないか!とツッコミを入れたくなりますが、冷静に考えるとハッさせられますよね。
フィジー人の思考はこうです。
・今現在の楽しいことに集中する。健康のこと(将来)は考えず、目の前の美味しいものを満足いくまで食べる!
(実際フィジーでは、糖尿病が社会問題化しているそうですが…)
■つまり、フィジー人が日本人に教えてくれたことはこういうこと!
楽しみを先送りする癖は、今より未来を重視する考え方です(日本はこっち)
ただ、これでは、今が大切にされる瞬間はいつまで経っても訪れません。
「未来は、今の積み重ねでしかない」
私たち日本人は、もっと「現在」に意識を向ける必要があります!
悩みや不安の多くは、「未来」や「過去」にありませんか?
でも、過去や未来が存在するのは、人がそれについて考えるときだけです。
つまり実体がないものに、悩みや不安をわざわざ作り出して悩んでるわけなんです!!
4.まとめ
世界一幸せな国民フィジー人から、将来の不安を解消するヒントは学ぶことはできましたか?
本書では、幸せ先進国であるフィジーから、人生を楽しくするヒントが多く学べますよ!
読み物としても面白いので、ぜひ次回の読書にお役立てください!
あなたも”幸せ先進国”フィジーから、人生の豊かさを学んでみませんか??