将来の働き方を考える
コロナウイルスの影響はすごい。
私達の働き方を変えてしまうのではないか・・・
実際自分の周りにも自宅にてテレワークを行う企業が増えています。
テレワークが社会的に受け入れられれば、オフィスへ行って働く概念は無くなっていくかもしれないし、労働時間も短くなっていく可能性だってあります。
今回は「将来の働き方」について至高の一冊を参考に、考察してみたいと思います。
『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』
リンダ・グラットン他 著 東洋経済
⒈この本の概要
■2016年発行
■約33万部売れたベストセラー本
■著者はベストセラー「ワーク・シフト」の著者でもある
■バリバリ働き盛りの20代〜40代ビジネスマン向け
■超寿命社会100年時代を生きるために重要なこととは?についての考察
⒉「将来の働き方」を考える
テレワークの普及など、仕事のやり方が変わって効率的になっていく事は容易に想像がつきますが、もっと根本的なところを見落としがちです!
私達は長生きします!!
=働く時間が長くなります!!
目の前の仕事が忙しくて、遠い将来の事を考えている余裕はないかもしれません。
ただ現実、私の職場でも60歳を過ぎても「再雇用」という形で働いている方もいらっしゃいました!!
そこで私達がこの本から「今から備えておかなければならない事」を2つまとめます!!
①3ステージ制は終わり!?
私達が住む日本は世界的にみても超寿命国である事は間違いありません!
私達は科学/医療の発達によりこれからも寿命が伸びていく事はほぼ間違いないでしょう。
具体的に言うと、本書内にて「2007年生まれの子供は、50%の確率で107歳以上生きる」と紹介されています!
と言う事は、ポジティブに捉えると”健康でいられる時間”も長くなるのです!!
今までだったら
0歳→①教育→21歳→②仕事→65歳→③引退生活→→80歳?
いわゆる3ステージ制が基本でした。
しかし100歳以上に生きられるとしたら…?
③の引退生活を35年以上続けなければならない!?年金だけで!?
まあ、ほぼ無理でしょう…
だとしたら②仕事の部分を増やすしかありませんね!
65歳引退から少なく見積もって75歳まで…今より10年以上は働く必要がある世の中に!!
そう考えると、同じ仕事を今より10年プラスで働くの!?
まず、終身雇用は完全になくなるでしょう…
右肩上がりが見込めないご時世、50年も企業が面倒を見る体力はないでしょう…
実際、トヨタ社長は「終身雇用は難しい」と発言していますし、大手企業は40代以上の自主退職を促す動きも出てきています。
若い世代の方が、「公務員で定年まで安定するぞ!!」と考えている人は危険だと思います!! 同じ職場で50年以上働けますか??
もし職を変える際に、一つの仕事経験しかないのだとしたら… 厳しい現実が待っているでしょう!!
では、100年時代を生きる私達は何を備えればいいの?
②無形資産を大切にしなさい
反対に「有形資産」とは、株や土地など形をなす資産のこと。
では「無形資産」とは?
・スキル
・健康
・人脈
・人間関係(友人・家族・恋人)
などです!
想像してみてください!
今までのように会社にロイヤリティをおき、終身雇用にしがみつき、飲み会・付き合い残業に終始した転末を。。。
・自分に備わってるスキルは上司にペコペコする忖度力のみ
・酒に溺れた不健康な体
・会社に時間を捧げ不仲になった家族との関係…
このまま長生きできるでしょうか??笑
身震いしたあなたは、今からでも無形資産を大切に生きていきましょう!!
ちょうどこの前ご紹介した「転職の思考法」という本はまさしく無形資産について解説した本でした!
是非チェックしてみてください!
⒊まとめ
100年時代を生きる覚悟はできましたか??
私達は教育期間を終えてしまうと、勉強をやめてしまう傾向があります。いつになっても本を読んで、素晴らしい人物に会って自分をアップデートしていかないと、時代からも取り残されてしまうのです。
自分が困難な状況になって「誰も教えてくれなかった」とだけ言わないような人間になりたいですね!!
この本では、具体的に”100年時代の働き方”についても考察があります。
是非次回の読書のお供に!!